算数授業を始めたきっかけ!

補習授業校は、日本国政府から配布される教科書を使用し、

日本語による教科学習を行うことにより、

日本の学校や社会に適応できる素地を養うことを目標としています。

 本校は、国語の教科書を使って、日本語による国語の学習を中心に行っていました。

そして、インターナショナル校に通っている保護者から、

算数は日本よりずっと進んでいて、

3年生で5年生ぐらいの内容をやっているということを聞かされていました。

ところが、ある時、保護者から算数を教えて欲しいという声が届きました。

よく話を聞いてみると、そのお子さんは、

インターナショナルでしっかり勉強しているのですが、

日本語による算数理解が不安だということでした。

もうすぐ、日本への帰国するだろうということから、

日本の学校の授業に付いていけるかどうか、不安を持たれたようです。

 保護者に尋ねてみると、

算数の授業を希望する子どもが数名いました。

スポンサーリンク

そこで、小学校4、5年生の内容を取り上げてプレ授業を数回行いました。

計算はできるのに、日本語による問いや条件設定、思考が乏しく、

算数教科書の内容理解ができていないことを三者で確認することができました。

 そんな経緯をへて、今年度4月から算数の授業を週1時間、行うようにしました。

◎基本方針です。
日本の小学校で行われている算数の授業形式を基本に行います。内容は、日本の算
数の教科書の内容を用いますが、限られた時間の中なので、基礎的な知識と技能に重
点を置きます。そして、日本の
多くの小学生がつまずきやすい「文章を読んで何を答
えるのか」という課題が解決できるように、教
科書を用いてわかりやすく授業を展開
していきます。
なぜなら、日本では、「計算は得意だけれど、文章題が苦手」「何を
どのように答えればよいかわか
らない」という子どもは、少なくありません。これを
克服するためには、国語力も当然必要ですが、
たくさんある算数用語も含め多種多様
に使われる日本語に慣れることです。特に、図形に関する言葉
は、海外に生活する子
ども達の特色でもある日本語の感覚不足からくると思われる理解不能状態を生
んでお
ります。(作図の作業は行いません。)そして、算数の授業を受けていくと算数の問
題を解決す
るコツがわかるようになります。そのコツに焦点をあてた授業も展開しま
す。

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする