小学校教育には、教師の地道な頑張りがあります。

求められればかりの教育が、

今の日本の教育をダメにしています。

東京書籍の「教室の窓」の対談を読んで、

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この考えがさらに深まりました。

そもそも、大学の先生が日本全体の教育を語るところに、

大きな歪を感じています。

小学校の教師は、高校の教育のために

毎日汗をかいているわけではありません。

大学の授業がままならないと、

高校に難癖らしい発言が大学側にはあります。

小学校には、小学校でしかできない教育があるのです。

後で、教室の窓の対談のほんの一部を

引用させていただきましたが、

相も変わらず、教室の子ども達の実態がわかっていません。

本時の授業の課題提示も、

子どもを巻き込みながら学習への興味が増すように、

教師は取り組んでいます。

しかし、本当の学習効果を求めるなら、

能力別の学級編制が求められることも書いておきます。

「教室の窓2018_9月号」

  対談;新学習指導要領への期待と教科書の役割
秋田喜代美(東京大学大学院教授)
大島まり(東京大学大学院教授)

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これまでの授業実践の成果と今後の課題

教育において大事なのは,やはり知・徳・体のバランスです。知識は重要だけれども,それだけではなく,道徳も体育も重要です。今,世界的には,学校教育の中で週三日以上体育の授業を行っている国はそう多くはなく,むしろ教育課程外に委ねているために,子どもの肥満や非健康的な状況が増えているのです。日本がこれまでの学校教育全体の中で,知・徳・体をバランスよく全人的に教育してきたことが,OECDが目指す教育のあり方と重なったのです。

効果的なカリキュラムの実現のためには,大島先生も言われたように,幼・小・
中・高・大の一貫した教育課程を編成していくことや,いわゆる学力だけではなくて,WellBeing,幸せな生涯を過ごしていくための教育をより意識していくことが必要だと思います。

求められる一貫した教育

(途中略)三つの資質・能力を柱として,小学校・中学校・高校における学びのスパイラルが新学習指導要領の中に組み込まれたことも,議論に大きく影響を及ぼしています。それにより,小学校の先生は,高校でどのようなことが学習目標とされているかということがわかりますし,反対に高校の先生は,小学校からどのような形で中学校に引き継がれてきたかということがわかります。このように情報の共有化が進められ,きちんと全体を見渡せるようになったことは,とても大きな変化であると思います。

授業改善の視点

先生が授業の始めに課題を提示する場合に,「今日はこれをやります」と単に板書をするのではなく,前の時間とのつながりについ
て子どもへ質問を投げかけることから始める。また,教材の見出しを黒板に書く場合でも,先生が先にさっと書いてしまうのではなく,途中で書くことを止め,「あれ,何だろうね?」と質問して,子どもが「今日はこれをやるんじゃないか」とつぶやいた言葉を拾い上げながら,一緒に取り組みたい課題や見通しを持たせる。こ
のように授業に子どもを参加させながら,いかにAARサイクルをつくっていくかということは,子どもとのかかわりの面でもとても大事なことであると思います。もちろん知識として教えなければいけないところもあれば,挑戦的に,より探究的に課題に取り組むべきところも両方あるわけです。先生方には,課題全体の質を上げていただくのと同時に,授業の流れの中で,子どもがほんの少しでも見通しを持てるようにしっかりかかわっていただきたいと思います。

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